【人事必見】今知りたい派遣社員の退職理由 <自社調べ>製造派遣の離職理由ワースト5発表!離職率改善のための糸口とは? | 寮付きの仕事探しはシゴトクラシ.com

【人事必見】今知りたい派遣社員の退職理由 <自社調べ>製造派遣の離職理由ワースト5発表!離職率改善のための糸口とは?

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更新日:2023/11/13

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はじめまして。株式会社ニッコー企画営業部のNです(^^)

株式会社ニッコーは、愛知県名古屋市に本社を置き東海地方・関西を中心に人材サービスを行っている会社です。(企業ページ

得意分野は製造業工場への派遣に優れている派遣会社です!

さて、今回のテーマは

派遣社員の離職(退職)について

実際頭を抱えている担当者の方が多いのではないでしょうか。「派遣だからしょうがない」と思っていませんか?

私たちもお客様から、たくさん耳にする内容ではありますが、改善の糸口は必ずあります。

どうせなら、長く一緒に働いてくれる優秀な人材が欲しいですよね。

真面目な人を選ぶための慧眼を磨くことも大切ですが、人材を育成していくこともまた重要です。

日々、自社の人材管理に対応されている皆様にとって少しのヒントとなれば嬉しいです。

1.派遣社員の特徴

まず最初に一般的な派遣の仕組みから、派遣社員の特徴を掴んでいきたいと思います。入試問題によくある、「傾向と対策」で言うところの「傾向」の部分です。

人材派遣とは

まずは人材派遣について、簡単に説明させて頂きます。「そんなの知ってるよ。」という方は次の項目へ(→派遣社員はすぐ辞める?

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人材派遣は、労働者派遣法により「自己の雇用する労働者を、当該雇用関係の下に、かつ、他人の指揮命令を受けて、当該他人のために労働に従事させることを業として行うこと」と定められています。

「労働者が雇用契約を結ぶ会社(派遣元)」と「実際に仕事をする会社(派遣先)」が異なるという事です。 正社員やパート従業員は企業と直接雇用契約を結びますが、人材派遣の場合、派遣スタッフは派遣会社(派遣元)と雇用契約を結びます。

しかし、指揮命令については就業先の企業(派遣先)から受けることとなります。

給与の支払いや福利厚生などは、派遣先ではなく雇用主である派遣元から支払われ、派遣先企業は派遣スタッフの稼働時間あたりの時間単価を派遣料金として支払うことになります。

また、人材派遣には契約期間の上限や制限があります。

<労働者個人単位の期間制限>

派遣先の事業所における同一の組織単位において、同一の派遣労働者を受け入れることができる期間は原則として3年まで

<派遣先事業所単位の期間制限>

同一の派遣先の事業所において、労働者派遣の受入れを行うことができる期間は原則として3年まで

何故、派遣社員はすぐ辞める?

派遣社員といえば、「すぐに辞めてしまう。」というイメージが強いご担当者様も多いかもしれません。

派遣社員はその形態上、直接雇用の正社員に比べて離職や転職のハードルが低いことが特徴です。型にハマりたくない、自由に(全国色んな所、色んな業界で)働けることをメリットとしている方も多いです。

派遣会社目線での退職理由分析

弊社では、工場ごとに派遣社員を管理する社員(工場担当者)を配置しており就業中の派遣スタッフとの定期面談を行っています。
離職を希望される方がいた場合、工場担当者との1対1の面談後、希望される場合は派遣先企業の人事ご担当者様と三者面談を行うこともあります。

弊社では離職時にヒアリングをした離職理由や個人毎の面談内容を、データベース内に全て蓄積しています。

次の項目では、そのデータベースを元に、派遣社員の離職率TOP5を集めました。

2.派遣社員の退職理由を把握する

日本における派遣社員の人数は142万人で役員を除く雇用者5671万人に占める割合は約2.5%です。また、職種別にみると事務職が48万人(34.3%)、次いで製造関連は35万人(25.0%)となっています。(総務省労働力調査2021年度)

このように多くの企業で人材派遣が利用される中、契約期間の満了以外で自社を辞めてしまった派遣社員の退職理由を把握している企業はいくつあり、担当者の方々はどれくらいいるでしょうか。

一般的な退職理由

厚生労働省の21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)の中で退職理由についての調査結果があります。

男性で最も多いのは「給与・報酬が少なかったから」女性で最も多いのは「会社の経営方針が合わなかったから」となっています。
「労働時間が長かった・休暇が少なかったから」「事業又は会社の将来に不安を感じたから」「新しい仕事が見つかったから」などが多い傾向にあります。また、女性では「結婚・出産」なども退職理由として回答された方が多いです。

引用:第6回厚生労働省の21世紀成年者縦断調査(国民の生活に関する継続調査)

<自社調べ>製造派遣の離職理由ワースト5

以下が弊社のデータベースから抽出した離職理由のランキングです。


5位 【寮環境】

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・「隣室の騒音が酷かった。」
・「通勤に時間がかかる。」
・「生活環境や交通の便が悪い。」

派遣会社で用意された寮に住み込んで就業される方の中にも、自分のプライベート空間を重視する方は多くいらっしゃいます。

毎日のお仕事だからこそ、職場までの交通の便も重要なポイントとなっています。


4位 【人間関係】

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・「どうしても気の合わない人がいる。」
・「現場の方の人あたりがきつく感じてしまった。」
・「自分の悪口を言われていたのを耳にした。」

工場担当者が仲裁に入ったり、定期面談の際に、しっかり日々の労働環境のヒアリングや派遣スタッフの精神・身体の健康チェックを行い、相談にのることで未然に防げる場合もあります。

製造業に限らず、職場は何かとチームワークを要するもの。派遣スタッフ同士のトラブルもありますが、「自身に限らず、派遣社員の方と正社員の方の関係が良くない」という声もちらほら耳にします。


3位 【賃金・給料面の不満】

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・「入社時の説明では納得していたが、いざ暮らしてみると思ったより余裕がない。」
・「もっと給料の良いお仕事を見つけた!」
・「ライフステージが変わり、もっと多くのお金が必要になった。」

どのような雇用形態であっても、働く方にはそれぞれの生活があります。

特に給与面に関しては、不満や願望が出やすいものです。

現代社会はスマホひとつで膨大な数の求人情報を閲覧できるため、魅力的な案件を見つけてそちらに流れてしまう方は少なくありません。先に述べた一般的な退職理由でも1位になっているように、お金は人生・生き方に大きく影響を与えるものであることは誰も否定できない事実です。


2位 【仕事内容】

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・「思っていた仕事内容と違った。」
・「作業に体がついていかなかった。」
・「自分には合わないと感じた。」

事前の説明や自分の中のイメージと現実の乖離によるミスマッチ
「見学した時は自分でもできると思っていたけれど、実際にやってみると辛かった。」という声が多数。

ニッコーではこうした、就業希望者と派遣先企業のミスマッチングを防ぐために
専門の採用担当者によるヒアリング、また工場担当者との事前面接を徹底して行っております。

最後に、1位のご紹介。


1位 【職場環境】

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・「残業時間が長い。」
・「ゴム・油・溶剤などの臭いがつらい。」
・「勤務形態(二交替、三交替など)が合わなかった。」

ニッコーのデータベース内では、職場環境を理由とする離職が第1位となっています。

派遣社員としての就業を希望される方には、残業をバリバリこなしてたくさん稼ぎたい方もいれば、自分のプライベート時間を大切にしたい方もいます。 働き方を自分で選べるチャンスが多いことが、派遣社員として働くことの大きなメリットであるからです。

3.派遣社員の離職を防ぐためにできること

退職理由のランキング上位に挙がったものは、どれも「よくある話」ではあると思いますが、一方で「未然に防げる」「改善できる」ものばかりであるとも感じます。

では、退職理由を分析し「傾向」が見えてきたところで次は「対策」について考えてみようと思います。

派遣社員に対する待遇の見直し

厚生労働省の調査でもあったように、正規・非正規社員に関わらず賃金・給与面の不満は離職に直結しやすいポイントです。

高時給の案件は多くの方にとって魅力的

立地面での不利がある企業様「市街地から離れ、交通の便が悪い」

あるいは、仕事内容がハード「重い荷物を持つ、工場内が過度に暑い、怪我のリスクが大きい」など、やはり求職者から見ると懸念材料になりかねない条件の企業様であっても「現状の給与形態から時給を引き上げることによって、急激に応募数が上昇した。」というケースは稀ではありません。

労働環境を整備する

無理な時間外労働や休日出勤はありませんか?

労働に関連する法律や、安全のためのルールはしっかり守られていますか?

「派遣だから」といって適当にあしらうような風潮はありませんか?

労働基準法にのっとった環境チェックは企業として当然に重要な内容です。製造業の人事ご担当の皆様であれば、なおさら重要かつ日常的なお仕事でしょう。

しかし、製造現場のスタッフにとってはどうでしょうか?目に見えない所で、不穏な空気が生まれているかもしれません。

大きな組織になればなるほど、一人ひとりのスタッフ管理は容易ではありません。職長や、各部署の協力を仰ぎ、一度現場の人間関係の状態を再確認してみるのはいかがでしょうか。

今時の若者の仕事意識

仕事を選択する際に重要と考える観点について、「安定していて長く続けられること」及び「収入が多いこと」に、「とても重要」または「まあ重要」と回答した者は、ともに88.7%で最も多くなっています。
次いで「自分のやりたいことができること」88.5%「福利厚生が充実していること」85.2%「自由な時間が多いこと」82.2%となっています。

一方で、「実力主義で偉くなれること」「特別に指示されずに、自分の責任で決められること」を「とても重要」または「まあ重要」と回答した者は、それぞれ51.6%、55.8%と比較的少なくなっています

仕事に対する若者の意識調査.gif

出典:特集 就労等に関する若者の意識(内閣府)(https://www8.cao.go.jp/youth/whitepaper/h30gaiyou/s0.html)23年7月10日利用

「一旗揚げてやろう。」といった野心家な若者がいないわけではありませんが、将来なりたい職業ランキングでも「YouTuber」や「インフルエンサー」が上位を占めるように、『好きなことで生きていく。』精神は若者に根強く広まっていると言えるでしょう。

これからのものづくり現場を担う20〜30代は、アイデンティティをとても重要視しています。自分が自分らしく働けない職場には魅力を感じないのです。

「働き方改革」に加え少子高齢化による根本的な労働人口の減少、大企業と中小企業の『二重構造』による賃金格差の拡大。

世はまさに『大人材難時代!』(中の人がアニメ好きです)に突入しているといっても決して過言ではありません。

選ばれる企業になる必要性があります。

ニューノーマルな時代だからこそ、古き良きものは残しつつ少しの変化が必要なのです。

ひとつずつ改善していく姿勢を見せ、多くの人に選ばれる・長く働きたくなる職場をつくっていくことで、派遣社員だけではなく正社員の方の離職率低下にも繋がります。

この記事を書いた株式会社ニッコーの基本情報

運営会社
株式会社ニッコー
採用本部

〒450-0002
愛知県名古屋市中村区名駅4-5-27 大一名駅ビル9階
TEL:0120-022-099 FAX:052-352-8688

本社所在地
〒454-0005
愛知県名古屋市中川区西日置町9丁目111
TEL:052-352-8686(代表) FAX:052-352-8688
設 立
昭和59年4月
資本金
5,000万円
代表者
相馬 誠
売上高
102億円(令和4年度)
従業員数
2,200名
事業内容
労働者派遣事業:
厚生労働大臣許可番号(派)23-020499
有料職業紹介事業:
厚生労働大臣許可番号23-ユ-300096
業務請負業
各種業務委託(期間工雇用受託サービス)
取引銀行
名古屋銀行・上前津支店
愛知銀行・松葉町支店
みずほ銀行・名古屋駅前支店
三菱UFJ銀行・柳橋支店
十六銀行・名古屋駅前支店
大垣共立銀行・菊井町支店
所在地
桑名営業所
〒511-0811
三重県桑名市大字東方字日物谷2248番地の2

港事業所
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愛知県稲沢市北島町大門東37-1

いなべ出張所
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三重県員弁郡東員町大字中上2400