旋盤作業とは?
旋盤とは金属を加工するための工作機械のことです。
加工する素材を回転させ、そこに刃物をあてて削ります。
回転しているので形は円筒状になります。この削る動作を旋削(せんさく)加工といいます。
ポイント
旋盤を使った加工作業はある程度技術が必要となり、覚えると現場ではとても重宝されます!
機械によっては図面やプログラミングも必要ですし、0.001mmの単位の高い精度で削る作業もあるため、職人のようなお仕事です!
未経験の方でも現場で作業をしながら覚えられる場合もあります。金属加工は奥が深くて魅力的なお仕事です!
こんな人におすすめ
切削加工の経験を積めば積むほど、金属加工を手掛けている企業から欲しがられます!
※切削加工とは:工具を使って金属などの材料を削って加工する作業を指します
旋盤機械は何種類もあるため、マルチに扱える人は数少ない貴重な戦力!
『機械加工技能士』という資格をお持ちの方は、転職活動にもとても有利です!「機械加工技能士の資格を持っているなら即採用!」という企業もあります。
旋盤の種類
汎用旋盤
一般的に旋盤というと汎用旋盤のことを指します。
主軸台,心押し台,往復台,送り装置,ベッドの構成で出来ている最も基本的な旋盤
NC旋盤
汎用旋盤にNCと呼ばれる数値制御の装置が付いた機械のことを指します。
プログラミング順序に従って、自動的に加工や刃物を交換することが可能。
卓上旋盤
小型で作業台に置けるサイズの旋盤のことを指します。
ベンチレースとも呼ばれ、試作や小さな部品の加工に使用されることが多いです。
立旋盤
一般的な旋盤は加工物を横向きに固定して加工を行うのですが、立旋盤は加工物を立向きに固定して垂直に移動しながら加工を行います。
汎用旋盤では旋削できない重量物などの加工に適している旋盤です。
正面旋盤
正面旋盤は、大きいサイズの加工物を旋削する旋盤のことを指します。
最近は、大きな加工物にはターニングセンター(立旋盤)が使用されることが多く、正面旋盤の使用頻度は減少傾向にあります。
ただ立旋盤に比べて製品に傷がつきにくく、連続加工を行いやすい事がメリットに挙げられます
タレット旋盤
複数の切削工具を装備できる回転式の刃物台(タレット)がある旋盤のことを指します。
タレットを回し切削工具の切り替えが出来ます。
工具交換の手間が減り加工時間を短縮できるため、大量生産に向いています。
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