【職種】CAD/CAMオペレーターとは？仕事内容や向いている人などを詳しくご紹介！

更新日：2022/05/13

CAD（キャド）/CAM（キャム）オペレーターとは？

CAD/CAMオペレーターとは、CADとCAMの両方を使用して、図面の設計やプログラムの作成を行うことを意味します。

CADとCAMの違いについて、見ていきましょう。

和訳すると「コンピューター支援設計」。パソコン上で、製品の図面設計をするソフトウェアです。

主に「設計」をする場面で使われます。

和訳すると「コンピューター支援製造」。CADで作成された図面をもとに、機械の動かし方など加工方法を定めるためのプログラム作成を行うソフトウェアです。

主に「製造」をする場面で使われます。

CADで図面を設計しても、CAMが無ければ機械を動かせません。その逆も然りで、CAMだけでは図面を設計できません。

要するに、CADとCAM両方が無ければ正確な製品は作れないのです。

コンピューターを使用して、製品の形状を設計します。

CADで作成された形状に対して、「使用する工具」「工具の動かし方」「動かすスピード」などの情報を、製品が記憶するためのプログラムを作成します。

私たちの身の回りにある工業製品の製造に、CADやCAMが携わっています。

【例】
・パソコン
・携帯電話
・自動車　

CAD/CAMオペレーターを目指したい方は、CADやCAMの基礎知識や操作方法を身に付けると良いでしょう。

スクールを利用して学ぶことも1つの方法ですが、独学も可能です。

就業先により異なりますが、資格や経験を持たない未経験でも募集をしている企業も見られます。